編集後記
暑い夏、終戦80周年を迎えます。第二次世界大戦後の世界秩序を維持してきたPax Americanaが変貌しつつあり、多極化するこれからの国際社会で日本はどのような選択肢を取っていくべきなのか色々と考えさせられます。
さて、VIEWS夏号の特集は、終戦にちなむ思い出や、戦争の悲劇と平和の大切さを次世代に伝えていきたいという想いが溢れる力作エッセイ3本です。是非、ご熟読の上、多くの皆さまにお読みいただけるようにシェアしていただければ幸いです。
秋号は、芸術の秋ということで、「自分にとってのdesert island disc」の意味を広げて、もし一人の芸術家を選ぶとしたらこの人という対象をご紹介ください。作曲家(とその曲)、または作家(とその著書)など。ビジュアル・アートでも構いません。「私はミケランジェロのダヴィデと一生過ごしたい」とか。
締め切りは9月末日です。奮ってご寄稿ください。
東京出身。88年より米ワシントンDC在住。ソニー本社国際通商業務室、法務部に勤務後、1990年、米ジョージタウン大学外交学部で国際関係修士号取得。公共政策専門チャンネルC-SPANの 日本向け番組制作を経て、現在、ワシントン在住のジャーナリストとして活動中。著書に『オバマ政治を採点する』(第二部インターネット・フリーダム)(日本評論社、2010年10月)、『Xavier’s Legacies: Catholicism in Modern Japanese Culture, Chapter 5 Kanayama Masahide: Catholicism and Mid-Twentieth-Century Japanese Diplomacy』(University of British Columbia Press、2011年3月)、『メトロポリタン・オペラのすべて』(音楽之友社、2011年6月)がある。