2020年11月1日 / 最終更新日時 : 2020年11月1日 リンカーン 惠(齋藤) 家族の風景 何がひとの道を決めるか ベビーブームの真っただ中の1948年に生まれた私は、今年また年上の親戚を亡くし、もう昔の話を聞けるのは母方の叔父一人しかいない。妹、弟、いとこ達は私よりずっと若いので、今はもうアメリカに住む私が語り部になるしかないという […]
2020年8月4日 / 最終更新日時 : 2020年8月4日 髙井あおい 家族の風景 息子の国際結婚 学生の頃から英語が好きで異文化間コミュニケーションに興味があった私は、大学ではイングリッシュ・スピーキング・ソサイエテイ(ESS:English Speaking Society)に入り、せっせとアルバイトをして貯めた資 […]
2020年5月1日 / 最終更新日時 : 2020年5月2日 中村宏子 家族の風景 世界一何もない首都から、世界一住みやすい都市へ 最近は村上春樹のエッセイにも出てきて少しは知名度が上がったかもしれないが、私たち家族はビエンチャンというところに3年間住んでいた。ビエンチャンは、東南アジアのラオスという国の首都だ。東南アジアの首都というと、バンコクやハ […]
2020年2月2日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 丸本 美加 家族の風景 アンネ・アンネの夢 初孫が誕生し「おばあちゃん」になった。トルコで働き、トルコ人青年と結婚した長女が妊娠したと知らされ、出産前後の手伝いをするため2019年秋イスタンブールへ興奮しながら飛んだ。そして娘は無事に女児を出産。この初孫は血縁でい […]
2019年11月1日 / 最終更新日時 : 2019年11月1日 関本のりえ 家族の風景 父の話 私のストーリー 去年の9月に父が他界、今年の春には実家の整理もやっと一通りすませた。そして、今更ながらやっとわかってきた父のことを、私はゆっくり考え始めている。5歳ぐらいのころ、私は出勤する父をバス停まで毎朝ひとりで送る […]
2019年7月21日 / 最終更新日時 : 2019年8月6日 佐藤みゆき 家族の風景 アメリカの現地校と日本語補習校の両立 現地校のユニークな課題 「お母さん、今日からリーディングの授業で移民の本を読むことになったんだよ。私は日系人の本を読むことにしたの」。 ある日、現地校から帰宅した小4の娘がそう言った。現地校のリーディング(読解)では、い […]
2019年2月9日 / 最終更新日時 : 2019年11月1日 阿武直美 家族の風景 ある異文化家族の風景 〜異文化:常識が非常識に〜 山口県の田舎で、その土地の常識の中で育った私が、「ラテンの運命の人だ!」という熱い想いで外国人と結婚した。最初の二年間は彼の国チリで過ごした。男女平等を唱える戦後の日本教育を受けてきた私には、「男が女を守る」という夫の国 […]
2018年11月1日 / 最終更新日時 : 2020年5月2日 古田史 家族の風景 母から子へ。母の愛 スペイン人の夫の転勤にともない、行く先々で写真家として活動を続け、そして、2人の娘の母親として子育てをしていくうちに出会ったテーマ、「the memory of things」。娘たちの子供時代の洋服やおもちゃを写真作品 […]
2018年8月1日 / 最終更新日時 : 2020年5月9日 マキ奈尾美 家族の風景 命ある限り、輝いて 2009年春の号に投稿をさせて戴いてから9年の歳月が流れました。 その後モスクワで5年半の生活が続きますが、そのモスクワ滞在中、まず長女がイギリスの大学へ、年子の長男はカナダの大学へ、その後次男もイギリスへ巣立ちました。 […]
2018年5月1日 / 最終更新日時 : 2020年5月13日 丸本 美加 家族の風景 認知症に優しいコミュニティーへ向けて 二人の父の最期 私は実父を15年前、胃癌で、義理の父を昨年、アルツハイマー型認知症で亡くしました。父は脳梗塞で左脳の損傷を負い、言語障害と右半身不随の生活を10年送り、最期は余命3ヶ月の末期癌を宣告されますが、その後、最 […]
2018年2月1日 / 最終更新日時 : 2020年8月12日 ガバート慶子 家族の風景 娘と我が家のギャップイヤー アメリカから日本へ 降って湧いた話でした。夫の仕事に合わせ、家族で一年間東京に暮らすことになったのです。日本を離れたのは17年前、以来ずっとアメリカに住んでいました。移住して来たとき娘は生後9か月。日本生まれとはいえ、物 […]
2017年8月1日 / 最終更新日時 : 2020年9月6日 丸本 美加 家族の風景 「オリーブの木」に託す希望〜マルマラ海地方で娘の「手作り」結婚式〜 西アジア・マルマラ海地方に魅せられた娘 娘が結婚しました。米国人の父と日本人の母を持つ娘に、アメリカ(亜米利加)とアジア(亜細亜)の架け橋になってほしい、という願いを込め「美しいアメリカ・美しいアジア=美亜」と命名したの […]