レバノン料理の定番: フムス、タブーレ、ファラフェル
レバノン料理との出会い
日本で「インナービューティー」を高める料理を研究し、野菜料理や発酵調味料に凝っていた頃に、お野菜をふんだんに使うレバノン料理に出会いました。昨年、5ヶ月程タイに滞在した際、現地の駐在員の奥様に連れて行って頂き、初めてレバノン料理をいただきました。その穏やかな味付け、お野菜料理の豊富さから、すっかりレバノン料理の魅力に取り付かれました。そして、レストランに食べに行っては、調味料や使用している材料は何かと研究。何度も日本で再現したレシピをご紹介いたします。
フムス(Hummus)
ひよこ豆の滑らかなペーストで、ピタパンやクラッカー、野菜などにつけて食べます。
材料 (4人分)
- ひよこ豆(水煮)・・・200g
- 白練りごま・・・大さじ2杯
- にんにく・・・1/2片
- オリーブオイル・・・大さじ3杯
- クミンパウダー・・・小さじ1/2杯
- レモン果汁・・・大さじ1杯
- 塩・・・小さじ1/4杯
- 水・・・大さじ2杯
- トッピング(お好みで)
- ひよこ豆(5粒)、クミンパウダー、カイエンペッパー、オリーブオイル、ピタパンやクラッカー)
作り方
- オリーブオイル以外の材料をフードプロセッサーにいれてなめらかになるまで撹拌する、なめらかになったら、オリーブオイルを追加し撹拌。
- お皿に1.を盛りつけ、お好みでトッピングのひよこ豆、クミンパウダー、カイエンペッパー、オリーブオイルをふりかける。ピタパンやクラッカーを添えて出来上がり。
タブーレ(Tabbouleh)
中東風サラダのようなもので、ピタパンなどに乗せたり、つけあわせとして食べます。レバノン料理ではブルグルかクスクスを使いますが、ここではキヌアを使ってみました。
材料(4人分)
- パセリ・・・1束(葉の部分のみ)
- トマト・・・プチトマト(皮と種をのぞき、5mm角にカット)
- レモン果汁・・・大さじ1杯
- オリーブオイル・・・大さじ2杯
- キヌア・・・20g(15分程茹でて柔らかくなったもの)
- 塩・・・少々
作り方
- ボウルにレモン果汁と塩を入れてホイッパーで塩が溶けるようにかき混ぜる。オリーブオイルをいれてさらに混ぜる。
- 1.にパセリ、トマト、キヌアをいれて和えたら出来上がり。
ファラフェル(Falafel)
中東の豆コロッケです。
材料(4人分)
- 空豆(下茹でして皮をむいたもの)・・・100g
- ひよこ豆(水煮)・・・200g
- にんにく・・・1/2片
- クミンパウダー・・・少々
- オールスパイス・・・少々
- 玉ネギ(大きめ粗みじん切り)・・・1/2個
- レモン果汁・・・小さじ1杯
- オリーブオイル・・・大さじ1杯
- 小麦粉・・・大さじ2杯
- 塩・・・小さじ1/4杯
ヨーグルトソースの材料
- ヨーグルト・・・大さじ2杯
- レモン果汁・・・小さじ1/2杯
- パセリ(葉のみ/みじん切り)・・・小さじ1杯
- ニンニク(すりおろし)・・・少々
- 塩・・・少々
- こしょう・・・少々
- 揚げ油(オリーブオイル)・・・適量
作り方
- 空豆、ひよこ豆、クミンパウダー、オールスパイス、玉ねぎ、レモン果汁をフードプロセッサーにいれて撹拌、粒が残る程度でオリーブオイルを加えてさらに撹拌。
- 1.に小麦粉を加えて混ぜたら、5等分して俵型に成形。
- ライパンに分量外のオリーブオイルを入れ温めて、2.のコロッケを並べて揚げ焼きをする。
- コンガリと色がついたら油をよく切ってお皿に盛りつける。
- ヨーグルトソースは、トッピング用で全てボウルにいれて混ぜて出来上がり。
東京都出身。家政科の短期大学卒業。父の駐在先サンパウロ生まれ。フランス料理学校に勤務しフランス料理の知識を向上。現在は、外部料理講師、調布にて食空間をトータルで学べるフランス料理教室 SALON DE MIRIAM(サロン・ド・ミリアン)を主宰 。