編集後記
2020年になりました。日本は令和2年、オリンピックの年です。そして、アメリカでは大統領選挙。年明け早々のイラン攻撃、オーストラリアの大火事、英国のEU離脱など色々と懸念案件が続いていますが、果たして今年はどんな一年になるのでしょうか。
新年号の特集は「日本語と私」。日本語を教えていらっしゃる方や、ジャパンボウルに関わっていらっしゃる方、有名な日本語の教科書に関するエピソードなど、とても充実した特集になっております。その他の大変に興味深いコラムと合わせて、お楽しみください。
次回の春号では認知症を特集します。日本では認知能力が衰えた高齢ドライバーによる事故などもあり、社会の中で認知症とどうつきあって行くかの議論が深まりつつあります。ご親族が認知症を患った経験をお持ちの方、認知症患者の医療・介護ケアにかかわっておられる方、またご自身の認知機能を保つために何か努力をされている方などなど、皆様からの寄稿をお待ちしております。原稿の締め切りは3月末日です。
東京出身。88年より米ワシントンDC在住。ソニー本社国際通商業務室、法務部に勤務後、1990年、米ジョージタウン大学外交学部で国際関係修士号取得。公共政策専門チャンネルC-SPANの 日本向け番組制作を経て、現在、ワシントン在住のジャーナリストとして活動中。著書に『オバマ政治を採点する』(第二部インターネット・フリーダム)(日本評論社、2010年10月)、『Xavier’s Legacies: Catholicism in Modern Japanese Culture, Chapter 5 Kanayama Masahide: Catholicism and Mid-Twentieth-Century Japanese Diplomacy』(University of British Columbia Press、2011年3月)、『メトロポリタン・オペラのすべて』(音楽之友社、2011年6月)がある。