編集後記
日米欧と異常な気候が続いており、またコロナ感染者も増えていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
夏号はウクライナ特集です。2月24日にロシアがウクライナに侵攻し、今世紀でこんなことがあってよいのかと驚かされました。西側諸国中心の対ロシア経済制裁措置、ウクライナへの武器供与、ウクライナ避難民への救援、ロシアが避けたかったスウェーデンやフィンランドのNATO加盟申請などの動きがありますが、まだまだ落としどころは見えず、西側の団結がいつまで続くのかという不安要素もあります。VIEWSならではの世界各地からの現地の様子が生き生きと伝わってきますので、ぜひご一読ください。
秋号は特集はお休みにします。読者の皆様からこんな特集を組んで欲しいというご要望があれば、ぜひ、お聞かせください。
コロナ禍不安もありますが、よい夏休みをお過ごしください。
東京出身。88年より米ワシントンDC在住。ソニー本社国際通商業務室、法務部に勤務後、1990年、米ジョージタウン大学外交学部で国際関係修士号取得。公共政策専門チャンネルC-SPANの 日本向け番組制作を経て、現在、ワシントン在住のジャーナリストとして活動中。著書に『オバマ政治を採点する』(第二部インターネット・フリーダム)(日本評論社、2010年10月)、『Xavier’s Legacies: Catholicism in Modern Japanese Culture, Chapter 5 Kanayama Masahide: Catholicism and Mid-Twentieth-Century Japanese Diplomacy』(University of British Columbia Press、2011年3月)、『メトロポリタン・オペラのすべて』(音楽之友社、2011年6月)がある。