編集後記(2019年秋号)
紅葉が美しい季節になりましたね。秋号をお届けします。
秋号は特集をお休みしましたが、2020年新春号は「私と日本語」を取り上げたいと思います。
日本を離れて暮らしてみると、目まぐるしく変わる日本の新語や流行語に戸惑ったり、その逆に日本語の面白さや魅力に改めて気づく経験をすることもあるのではないでしょうか。日本語を第二言語として教えたり、教師でなくても日本語について説明したりすることで、母語である日本語への理解が深まったと感じる方も多いようです。VIEWSの2020年新春号では『わたしと日本語』と題して、生活の中で、または仕事上での日本語とのつきあい方、日本語について思うことについてのエッセイを特集します。日本語を第二言語として学んだ方、お子さんの日本語習得に奮闘されている方からの寄稿もお待ちしております。 原稿の締め切りは2019年12月15日です。
東京出身。88年より米ワシントンDC在住。ソニー本社国際通商業務室、法務部に勤務後、1990年、米ジョージタウン大学外交学部で国際関係修士号取得。公共政策専門チャンネルC-SPANの 日本向け番組制作を経て、現在、ワシントン在住のジャーナリストとして活動中。著書に『オバマ政治を採点する』(第二部インターネット・フリーダム)(日本評論社、2010年10月)、『Xavier’s Legacies: Catholicism in Modern Japanese Culture, Chapter 5 Kanayama Masahide: Catholicism and Mid-Twentieth-Century Japanese Diplomacy』(University of British Columbia Press、2011年3月)、『メトロポリタン・オペラのすべて』(音楽之友社、2011年6月)がある。