編集後記
新年明けましておめでとうございます。
とはいえ日本では新年早々、元旦に能登半島大地震、翌日には羽田空港での衝突炎上事故などが発生して、正月気分も吹き飛んでしまいました。また、アメリカでは大統領選挙が始動。アイオワ、ニューハンプシャー州でトランプ前大統領が圧勝し、共和党候補も早々に決まりつつあり、バイデン対トランプという二人の高齢者候補が再び対決するという異例の選挙になりそうです。ウクライナ戦争やイスラエルのガザでの戦いも続き、早くも落ち着かない年となりそうな様相を見せています。
とはいえ、コロナ禍で凍結状態だった生活は一変し、今では飛行機も満席。ほぼコロナ禍以前の旅行者数となりました。そこで今回は、これまでに一番、印象的だった旅行先について特集を組んでみました。今後の旅行のヒントになれば幸いです。
次号の特集は「漫画とアニメ」についてです。最近のアメリカの世論調査では、学習したい外国語として1.日本語、2.韓国語、3.中国語という結果が出ました。その理由は、日本語は漫画とアニメ、韓国語はBTSなどのポップ音楽だそうです。こんな漫画やアニメがお薦めなど、ご自身、またはお子さんや日本語の学生などの例をご紹介いただければ幸いです。締め切りは3月15日です。ご寄稿をお待ちしています。
東京出身。88年より米ワシントンDC在住。ソニー本社国際通商業務室、法務部に勤務後、1990年、米ジョージタウン大学外交学部で国際関係修士号取得。公共政策専門チャンネルC-SPANの 日本向け番組制作を経て、現在、ワシントン在住のジャーナリストとして活動中。著書に『オバマ政治を採点する』(第二部インターネット・フリーダム)(日本評論社、2010年10月)、『Xavier’s Legacies: Catholicism in Modern Japanese Culture, Chapter 5 Kanayama Masahide: Catholicism and Mid-Twentieth-Century Japanese Diplomacy』(University of British Columbia Press、2011年3月)、『メトロポリタン・オペラのすべて』(音楽之友社、2011年6月)がある。