ワシントンDC近郊に和食を届けるHarmonious Kitchen

お弁当

お弁当

「和で輪をはぐくむ・からだが喜ぶほっこりご飯」をコンセプトに、毎週木曜日にワシントンDC近郊でお弁当と和惣菜の配達をしています。

2017年10月にHarmonious Kitchenを設立し、2019年9月からダウンタウンの日系企業様のオフィス向けにお弁当の定期配達を始めました。口コミで少しずつ販売数が増え始めた頃にコロナ感染対策で緊急事態宣言が出ました。一時はどうなることかと心配しましたが、お蔭様でオフィスで注文してくださっていたお客さまが在宅勤務でも継続して利用してくださり、現在は主にCapitol Hill、Downtown DC、Rosslyn、Chevy Chase、Bethesda、Rockvilleに配達をしています。「DCで日本と同じクオリティのお弁当が食べられるなんて感激です」、「優しい味で皆に好評でした」、「好き嫌いの多い子供たちがパクパク食べました」など、嬉しいフィードバックを頂いています。

「からだが喜ぶほっこりご飯」

「食は命」、私たちのからだは食べたもので作られているとすれば、できるだけ安心して食べられるものを口にしたいですよね。Harmonious Kitchenのお弁当・お惣菜には、化学調味料を一切使っていません。代わりに、天然の調味料、主に塩麹、醤油麹、昆布水(細切り昆布を水につけた昆布だし)を使っています。水出しで使った後の細切り昆布はオリーブオイルに付けて、オリーブオイル昆布として炒め物や野菜のローストの調味料として使っています。食材の昆布を無駄にすることなく使い切れる、このオリーブオイル昆布こそが美味しくて優しい味の秘訣だと確信しています。餃子を焼くとき以外、Harmonious Kitchen で使っている油はオリーブ油だけで、炒め物には全てオリーブオイル昆布を使っています。また、和食で定番の鰹節を出汁に使っていないので、ヴィーガンの方も安心して食べていただけます。

塩麹と醤油麹

塩麹と醤油麹

ちなみに、当初は揚げ物はメニューにありませんでした。「やっぱりお弁当には揚げ物がないとね~」というお客様の声から、現在の「揚げないシリーズ」が生まれました。チキンカツ、豚カツ、メンチカツの衣は、自家製のパンでパン粉を作り、オリーブ油をまぶしてオーブンで焼いたものです。味付けは塩麹でお肉も柔らかくジューシー。鶏のから揚げとクリスピーチキンは、醤油麹で味付けし、卵とタピオカ粉を混ぜてオーブンで焼いています。油で揚げていないので、カロリーも低く、身体にも優しいのです。でも、美味しさに妥協はありません!

「和で輪をはぐくむ」

人は美味しいものを食べると笑顔になります。Harmonious Kitchenのお惣菜やお弁当を通じて人の輪が広がっていけばこんなに嬉しいことはありません。イメージとしては美味しい食卓を囲んで笑顔の人の輪が広がっていく感じです。

Harmonious Kitchenでは、調理だけでなく、マーケティングや経理などの作業を、色々な方に手伝っていただきたいと考えています。ワシントンDC近郊ではプロフェッショナルな女性が数多く活躍されています。一方、子育てやその他の理由でフルタイムでは無理だけれど働きたいと思っている優秀な女性も多いのではないでしょうか。ちなみに、Harmonious Kitchenの配達はUber Eats やDoorDashなどの外部のサービスに頼るのではなく自分たちで 行っています。外部に頼むと採算が合わないことが理由ですが、配達を自分たちでやってみて想定外の利点がありました。それは配達先でお客さまと直接繋がれることです。まだまだ小規模ですが、良いスタッフとカスタマーに恵まれていると実感しています。思いやりのある信頼関係に基づいた人の輪が少しずつ広がっていけば良いなと思います。

自然環境への配慮

人の調和(思いやりのあるコミュニティー作り)に加えて、Harmonious Kitchenが大切だと考えていることが環境との調和です。前述の昆布水でも説明したようにHarmonious Kitchenでは、できる限り食材を無駄にしないよう努めています。そのために、食品ロスの削減をミッションとするHungry Harvest とImperfect Produce の野菜配達サービスに加入して、オーガニックの野菜・フルーツを使っています。オーガニックの野菜は栄養価も高く、形が不ぞろいだったりするだけで、店頭に並ぶことなく配達されるので新鮮で美味しいのです。余剰の野菜やフルーツはほとんどが旬のもので、自分では決して選ばなかった、また口にしたことがないような新しい発見もあり、どのように調理するかを考えるのも楽しいです。そして、最後になりましたが、土に還る素材(compostable packages)を包装に使うことで環境にも負荷をかけないよう配慮しています。土に還る素材はコストが多少かかっても使う価値があると考えています。

Harmonious Kitchenのお弁当やお惣菜を購入したり、そして調理や配達などの運営に関わることで、人や環境に優しいコミュニティが少しずつ広がって、世の中を、世界を足元から変えていく手助けができると考えていただければ幸いです。

以下はHarmonious Kitchenのメニューにも登場する料理です。合わせ地や酢味噌は割合で合わせるので覚えやすくシンプルなレシピです。簡単なので是非試してみてください。

豆腐ステーキ

豆腐ステーキ

豆腐ステーキ

材料(2~3人分)

  • 合わせ地(分量の割合は1:1:1)醤油、味醂(みりん)、酒 各大さじ1~2
  • 豆腐(Firm )1丁
  • エリンギ 1本か2本
  • 片栗粉 適宜
  • オリーブオイル昆布(もしくは、キャノーラ油)
  • 削り節、青ネギ、おろし生姜 適宜
作り方
  1. 豆腐を水切りする。(キッチンペーパーで包んだ豆腐を吸水性の良い新聞紙などに置くと早く水切りができる。)
  2. 豆腐に片栗粉をまぶす。(茶こしにいれた片栗粉を茶こしを軽くたたきながらかけると簡単にまぶすことができる。)
  3. エリンギは根元を切って輪切りにする。
  4. フライパンにオリーブオイル昆布(なければキャノーラ油)大さじ2~3を熱し、1の豆腐が両面きつね色になるまで焼く。エリンギも一緒に色づくまで焼く。エリンギは何度もひっくり返さず焼き色を付ける。
  5. 合わせ地を注ぎ入れ、豆腐を裏返しながら火を通す。
  6. 汁気がほとんどなくなったら器に盛り、千切りにした青ネギと鰹節、おろし生姜をあしらう。

アボカドとワカメの酢味噌和え

アボカドとワカメの酢味噌和え

アボカドとワカメの酢味噌和え

材料(作りやすい分量)

  • 酢味噌(分量の割合は1:1:1)白みそ、砂糖、米酢 各大さじ1
  • アボカド 1つ(柔らかすぎない完熟)
  • 乾燥ワカメ 適宜(3gくらい)
作り方
  1. アボカドを半分に切り種を取る。皮をむき食べやすい大きさに切る。
  2. 乾燥ワカメを水で戻しておく。
  3. ボールに酢味噌の材料を入れ良く混ぜる。
  4. アボカドとワカメをボールに入れて酢味噌で和える。

※アボカドは黒く変色するが、半日くらいの作り置きであれば。半分に切って種を取った後、ラップせずに電子レンジで10秒から20秒加熱すると変色を防止できる。短い加熱なので味や触感は変わらない。

昆布水

昆布

昆布

昆布水

昆布水

材料

  • 昆布 10g
  • 水 1リットル
作り方
  1. 昆布10gをキッチン用ハサミで1~2ミリ幅に細く切る。向きはどちらでも構わない。
  2. 適当なポットに昆布を入れ、水を1リットル注ぐ。3時間、できれば一晩冷蔵庫においておく。水出しだけで昆布のエキスが出る「昆布水」の出来上がり。
  3. 昆布水を使い切ったら再度1リットルの水を注いで2度目の昆布水が出来る。

※保存期間は冷蔵庫で10日から14日間。

オリーブオイル昆布

オリーブオイル昆布

オリーブオイル昆布

材料

  • 昆布水を2回取った後の昆布
  • オリーブ油 150ml
作り方
  1. 昆布水で使っただしがらを水けをきって容器に入れ、オリーブ油をひたひたになるまで注ぐ。

※和洋中を問わず炒め物などの調味料として使える。保存期間は冷蔵庫で約3週間。

「昆布水」、「オリーブオイル昆布」出典:喜多條清光『大阪天神橋昆布問屋の昆布水レシピ』, メディアファクトリー, 2012年.

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です