編集後記
新緑やカラフルな花々が咲き乱れる春をお楽しみでしょうか。花粉症でそれどころではない!という方もいらっしゃるかも知れませんね。
今回の特集は「私のがん体験」です。がんは身近なもので、日本人の2人に1人ががんにかかり、女性で一番多いのはやはり乳がんだそうです。特集も乳がんの体験談がいくつかありますが、それ以外のがんの体験者からの記事もあります。筆者の方々、それぞれご自身の体験談をシェアすることで、他の方の参考になればという熱い思いで執筆してくださいました。それぞれめぐり合わせた医師の勧告とご自身の判断による治療を施されていますが、それぞれの病気の性質や最適な治療はやはりケースバイケース。VIEWSは治療方法について判断できる立場にはありませんので、ご了解ください。
次号の特集ですが、ヘビーなトピックが続きますが、気になるウクライナ情勢を取り上げて、「私とウクライナ」です。ロシアによる侵攻については、国によって報道にも温度差があるようです。難民も含めたウクライナ支援方法や地政学的な影響、他の難民との受け入れの格差など色々な側面がありますが、皆さんのご寄稿をお待ちしています。締め切りは6月末です
東京出身。88年より米ワシントンDC在住。ソニー本社国際通商業務室、法務部に勤務後、1990年、米ジョージタウン大学外交学部で国際関係修士号取得。公共政策専門チャンネルC-SPANの 日本向け番組制作を経て、現在、ワシントン在住のジャーナリストとして活動中。著書に『オバマ政治を採点する』(第二部インターネット・フリーダム)(日本評論社、2010年10月)、『Xavier’s Legacies: Catholicism in Modern Japanese Culture, Chapter 5 Kanayama Masahide: Catholicism and Mid-Twentieth-Century Japanese Diplomacy』(University of British Columbia Press、2011年3月)、『メトロポリタン・オペラのすべて』(音楽之友社、2011年6月)がある。