編集後記
連日の猛暑に辟易していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。世界中、異常気象ですね。本当に手遅れにならないうちに人類は目覚めて対処するのでしょうか?
さて、夏号の特集は日本のソフトパワーについての考察です。地盤沈下が進む日本に唯一残されているのがソフトパワーのように思いますが、これも構築し続けないと弱体化してしまうように思いますが、いかがでしょうか。
秋号の特集は、夏号の「ワシントンと私」で上岡直子さんが最後に触れられている、米国最高裁の大学入試におけるアファーマティブアクション違憲の判決を掘り下げて、「大学入学審査の公平性」を取り上げたいと思います。ご自身やお子さんの体験を通じて、感じられたことがおありの方がいらっしゃると思いますので、是非、ご寄稿ください。アメリカ以外の例も知りたいです。
締め切りは9月末です。よろしくお願いします。
では皆さま、素敵な夏休みをお過ごしください。
東京出身。88年より米ワシントンDC在住。ソニー本社国際通商業務室、法務部に勤務後、1990年、米ジョージタウン大学外交学部で国際関係修士号取得。公共政策専門チャンネルC-SPANの 日本向け番組制作を経て、現在、ワシントン在住のジャーナリストとして活動中。著書に『オバマ政治を採点する』(第二部インターネット・フリーダム)(日本評論社、2010年10月)、『Xavier’s Legacies: Catholicism in Modern Japanese Culture, Chapter 5 Kanayama Masahide: Catholicism and Mid-Twentieth-Century Japanese Diplomacy』(University of British Columbia Press、2011年3月)、『メトロポリタン・オペラのすべて』(音楽之友社、2011年6月)がある。