豚ロース肉の紅玉りんごバターソテー添え
日本の秋の味覚といえば、リンゴがあります。豊富なリンゴの種類が魅力のひとつ。赤く色づくリンゴだけでも50種類以上もあるというのも驚きで、リンゴ大国といってもよさそうです。特に日本のリンゴは蜜のたっぷりと入った甘いリンゴが人気ですが、お菓子や料理に使うリンゴは甘味と酸味を兼ね備えた紅玉が、私は一番好きです。
今回は、紅が映える紅玉を使い、シンプルな手順で手軽にできる時短料理をご紹介します。塩麹で引き出された豚肉の旨味と、リンゴとバターの甘酸っぱさが魔法のようなケミストリーに!
冷えたスパークリング、白ワインにぴったりな一品です。
材料(2人分)
所要時間 10分程度
- 豚ロース肉中厚切り(5ミリくらい) 4枚
- 紅玉(5ミリくらいのくし切り)1個
- 塩麹 大1
- バター 大1
- オイル 少々
- 胡椒 適宜
作り方
- 豚ロース肉は調理の20分前くらいに塩麹に漬けておく。
- 豚ロース肉の塩麹は洗うかよく拭き取り(焦げやすくなる)、フライパンにオイルをひき、中火でほどよく焼き付ける。
- 別のフライパンか、きれいに洗ったフライパンにバターを入れ、リンゴを並べ、リンゴに透明度が出るまで中火で焦げないように焼く。
- お皿に豚ロース肉とリンゴを盛り付けて完成!お好みで胡椒をふる。
フリー書籍編集者。夫の転勤にともない、ハノイ、ワシントン、ニューヨークに居住。翻訳絵本「One」「Zero」(講談社刊)、和食文化の紹介本「おにぎりレシピ101」、「和ごはん101」(ポット出版刊)などのバイリンガル本を編集している。