編集後記
皆さま、明けましておめでとうございます。相変わらず、今度はオミクロン株というコロナ禍に振り回され続けていますが、今年1年、健康に気を付けて良い年にしたいものですね。
さて、今回の特集はボランティア活動についてです。アメリカで生活していると、日常、ボランティア精神に触れることが多いものですが、その中で日本人の皆さんは、日本人らしい活動をなさっている様子がうかがえます。これからボランティア活動を始めてみたいと考えていらっしゃる方にとっても、何かのヒントになれば幸いです。
そして次号の特集は「私のがん体験」です。乳がんを含め、色々ながんを体験された方がいらっしゃるのではないかと思います。「私のがんはこうやって発見された、まずこういう対応をした、この治療方法を選択した、家族、友人の反応はこうだった、その後、こういう点に気を付けている」など、是非、皆さんの体験談をご寄稿ください。ご自身に限らず、ご家族やご友人をご看病なさった体験談も歓迎いたします。また、医療関係者の方からのがん患者さんとのかかわり体験談、ボランティアでケアをなさっていらっしゃる方などのお話も歓迎いたします。日本人の半数が疾患するがんについて、きっと読者の皆さんのヒントになると思いますので、wjwninfo@gmail.comまでご一報いただければ幸いです。
なお、VIEWSでは「家族の風景」というコラムの編集委員を募集しています。四半期毎に、筆者に執筆を依頼して校正するという作業です。コラムをご参考になって、是非、編集を手伝ってみたいというボランティアの方がいらっしゃいましたら、ご連絡をお待ちしています。
東京出身。88年より米ワシントンDC在住。ソニー本社国際通商業務室、法務部に勤務後、1990年、米ジョージタウン大学外交学部で国際関係修士号取得。公共政策専門チャンネルC-SPANの 日本向け番組制作を経て、現在、ワシントン在住のジャーナリストとして活動中。著書に『オバマ政治を採点する』(第二部インターネット・フリーダム)(日本評論社、2010年10月)、『Xavier’s Legacies: Catholicism in Modern Japanese Culture, Chapter 5 Kanayama Masahide: Catholicism and Mid-Twentieth-Century Japanese Diplomacy』(University of British Columbia Press、2011年3月)、『メトロポリタン・オペラのすべて』(音楽之友社、2011年6月)がある。